「リスタートPMI」サービス
「リスタートPMI」とは?Restart PMI
「M&Aの買収後、想定した業績が出せていない。
このM&Aは失敗だったのか?」
という状況から巻き返しを図るためのPMIサービスです。
M&Aで買収した企業の業績が想定を下回ることを「M&Aの失敗」と定義するならば、買収から数年経過していても対象企業の業績を伸ばし巻き返しを図る(リスタートする)ことができることはご存じでしょうか。
M&Aで失敗する3つの理由
REASON ―
1 | デューデリジェンスでの見逃しがあった |
---|---|
2 | 企業価値算定で高額評価した |
3 | PMIを実施しなかった(PMIを実施したが失敗した) |
多くのM&Aの失敗はこのような理由で失敗しているとされていますが、1・2の理由は「業績が伸びる・伸びない」には直接的な要因ではありません。
業績が伸びない理由は「3.PMIを実施しなかった(PMIを実施したが失敗した)」が大きな要因となっているケースがほとんどです。
既存のPMIがダメな理由とは?REASON
現在、M&Aを積極的に行っている上場企業にお話をお聞きすると、「PMIを行っていない」という企業はほとんどありません。
- 自社でPMIを行っている
- 公認会計士さんなどの外部支援を受けてPMIを行っている
というケースがほとんどです。しかし、PMIを行っても、業績が伸びないのは、PMIの何がダメなのでしょうか?
POINT01業績が伸びない「既存のPMI」
M&Aを積極的に行っている上場・大手企業に、どのようなPMIを行っているかお聞きすると、以下のような回答が返ってくるケースが多いのです。
- 経理・財務にPMI担当者を送り込み、数字の把握・分析だけを行っている
- 対象企業からの定期報告を受けるだけで、具体的なサポートを行っていない
- PMI担当者はいるものの、ヒアリング→現状把握で終わっている
このように回答する企業の多くは、「M&Aしたが業績が伸びずに困っている」とも話していて、主にコーポレート部門だけでPMIを行っているようです。
数字の把握や分析は最低限必要なPMI業務ですが、業績を伸ばすためには足りていない部分があり、「両輪を回す必要があるのに、片輪しか回せていない」という状態にあります。
POINT02業績を伸ばす「これからのPMI」とは?
業績を伸ばすために数値の把握や分析という片輪を行っていても、それが事業に反映されなければ意味がありません。
数値の分析を行い、どのように現場に落とし込むか?が業績UPさせるPMIのポイントです。
- コーポレート部門
でのPMI -
PMIを行っていても、経理・財務などの数値的なチェックしか行わない企業が多いようです。
【なぜ、これだけでは足りないのか?】
- 過去~現在の結果分析に留まってしまう
- 現場の人間関係や習慣の課題はわからない
- 数値で課題がわかっても原因までわからない
- 営業部門はコーポレート部門からの提案を、参考意見程度にしかとらえないケースが多い
- だから把握→解決プロセスに進まない
定型的テンプレート型では不十分!
- コーポレート部門
- 営業部門
でのPMI -
トップラインを伸ばし業績を向上させるヒントや課題は、営業部門にあることが多いです。
【業績向上のヒントや課題】
- 事業全体のボトルネック
- 現場で気づいていない無理&無駄
- 間違ったKPI設計
- 生産性の悪いシステムの利用
- 古い習慣&悪しき風習
- 旧態依然とした営業手法
変えていくには時間がかかるケースが多い!
- 営業部門
このように、業績を伸ばすためには営業現場に入り込み、現場のメンバーと連携して第三者目線で「業績向上のヒントや課題」を見つけ、PDCAで改善を繰り返してく泥臭い対応を行う必要があるのです。
そして、このPMIを行うには、対象企業の従業員の心理的な理解や、ボトルネックを見つけて従業員を動かす経営的な手腕、そしてこのようなPMIを行ってきた経験値が必要となります。
このページの内容を読み、創造とイメージだけで現場でPMI対応を行うと、逆効果になる可能性もありますので、まずは専門家を活用したPMIを行うことをオススメ致します。
M&Aから数年経過...
でも業績が伸ばせる「リスタートPMI」Restart PMI
なぜ、M&Aから数年経過した企業でも、業績を伸ばすことができるのか?それは、そのような企業には、ある共通点があるからです。
業績が伸ばせる可能性のある
企業の共通点
POINT ―
1 | そもそもPMIを行わず、買収した企業に経営を任せていた |
---|---|
2 | 自社なりにPMIを行ったが業績が上がらず放置状態になっている |
3 | PMI経験の少ないスタッフが対応していた |
このような場合、業績向上のためのシーズ(種)やボトルネックになっている改善余地が残されている可能性が高く、巻き返しを図る(リスタートする)ためのPMIを行うことで、業績の発展・成長させることが可能となります。
ただし、全ての企業の業績を伸ばせる訳ではありません。
残念ながら、業績を伸ばせない(伸ばしづらい)企業もあります。
業績を伸ばせない
(伸ばしづらい)企業
POINT ―
1 | 改善提案に耳を傾けない経営者・従業員がいる企業(俺には俺のやり方があるタイプ) |
---|---|
2 | 経営状況がひっ迫し、明日にも不渡りを出しそうな企業 |
3 | 改善に「人・金・モノ・時間」という経営資源をかけられない企業 |
4 | 改善案があっても行動に移せない企業(ゆで蛙タイプ) |
M&Aで買収した側の企業が数年間放置していたり、諦めムードを出している場合、対象企業も雰囲気に流されてしまい「親会社もこうだから、このやり方でよい」とあきらめてしまっているケースも少なくありません。
しかし、現場に入って現場を理解し、きちんと分析した上で同じ目線で話をすると、業績を伸ばすための大きな流れを生み出すことができるのです。
それを行うのが、「リスタートPMI」なのです。
リスタートPMIの流れFLOW
- STEP1
無料
まずは秘密保持契約を締結した後、対象企業の情報をデューデリジェンスの報告書や、その後に集めた資料を拝見したり、PMI担当者様から現状をヒアリングさせていただき、リスタートできる余地が残されているかを分析いたします。
- STEP2
無料
ご依頼いただいた企業様に分析した内容をご報告し、「リスタートPMI」を行うか否かをご判断いただきます。
- STEP3
有料
「リスタートPMI」を行う場合、契約を締結した後にPMI担当者様と大まかなスケジュールを作成し、対象企業に定期的に訪問しリスタートPMIを開始いたします。
こちらの流れは一般的なものです。企業様の状況に合わせて対応いたします。
リスタートPMIの期間PERIOD
「リスタートPMI」にかかる期間は、概ね3か月が一般的な期間となります。
現場に入って現状を把握し、改善プランの発案までを行うのか、改善プランを実行に移しPDCAを行っていくまでを行うのかなど、対象企業の規模やご要望によって実施期間の延長が必要になるケースもございます。
「リスタートPMIの流れ」でご紹介した、最初の分析から報告までの無料相談の際に、対象企業に合わせた実施期間をご相談させて頂きます。
お問合せまずは無料のご相談フォームよりお申し込みください。
「リスタートPMI」は、全ての企業が対象になるわけではありません。
ご相談頂いた後に弊社にて「業績UPの伸びしろがあるか?」を分析・報告の上で、
「リスタートPMI」を行うかどうかをご判断いただきます。
まずは、以下の無料相談お申込みフォームより、お問い合わせ下さい。