2024年5月18日

譲渡(売却)サービス

譲渡サービスの特徴Feature

弊社は、お客様のM&Aに関するご要望を
しっかりとお聞きしたうえで、サービスをご提供しております。
特にM&Aにおいては、成約後の経営統合により、
事業を成長させていくことが大事だと考えています。

経営統合効果を最大限に発揮するため、M&Aの案件情報(譲渡・譲受)のご提供から仲介・アドバイザリー・PMI(M&A実行後の事業統合に伴う作業)サポートまで、真摯に対応します。

譲渡(売却)された企業の従業員は、はじめは不安を感じていると思います。だからこそ、新たな目標・方針・戦略などをできるだけ早い段階で明確に伝えることで、新しい環境で安心して目標に向かって走り始められるのです。

会社や事業を社外の第三者に譲り渡して存続させることは、従業員の職場を残して雇用の受け皿を守ることにもつながります。さらに、取引先との取引関係を継続することにより、地域におけるサプライチェーンの維持にも貢献できると考えられます。

譲渡(売却)側の従業員や取引先といったステークホルダーにとっても、M&Aにより事業が存続し、さらに事業が発展することは意義があると言えるでしょう。

また、譲渡(売却)側の企業価値や事業価値を評価する際には、経営者も意識されていないような事業の強みや魅力、将来性を発掘することもあります。

譲渡(売却)側の売上高や収益、財務状況、不動産や知財などの保有資産はもとより、技術力や人材、業界内でのシェア、知名度、取引先との関係、商流 など、さまざまな角度から企業価値を評価していきます。

譲渡(売却)サービス
Point

秘密保持の徹底

M&Aに関する手続きについては、秘密を厳守し情報の漏えいを防ぐことが、極めて重要です。取引先などの社外はもちろん、経営者の親族や、社内の役員・従業員に対しても、案件について知らせる時期や内容には十分配慮する必要があるでしょう。

さらに、譲渡(売却)側と譲渡(売却)側のマッチングでは、譲渡(売却)側の情報が譲受側(買収)候補先に伝わることになることにも留意が必要です。

譲渡(売却)サービス
Point

セルサイド・デューデリジェンス

弊社はM&Aを成功させるために、「セルサイド・デューデリジェンス」をお勧めする場合があります。

「セルサイド・デューデリジェンス」とは、M&Aの交渉に入る前に譲渡(売却)側の費用負担で、自社のデューデリジェンスを行うことを指します。

交渉フェーズでは譲受(買収)側からさまざまな質問が来ることが予測され、それに対して譲渡(売却)側がうまく説明できない場合には交渉決裂の可能性があるためです。

M&Aの実務では、事前に簡易な「セルサイド・デューデリジェンス」を行い、外部の専門家に自社の状況をチェックしてもらい、指摘・質問されそうなポイントを事前に把握して、準備しておく企業も増えています。

譲渡までの流れFlow

弊社は以下のような流れで、譲渡(売却)に関するサービスをご提供します。

  1. ご相談

    弊社のM&Aアドバイザーとの個別面談を実施し、譲渡(売却)企業様のご要望をヒアリングします。

  2. 弊社とのM&Aアドバイザリー契約

    譲渡(売却)側と弊社で合意が得られれば、機密保持契約(NDA)とアドバイザリー契約(アドバイザーが行う業務の範囲、報酬に関する取り決めなどが明記されています)を結びます。

  3. 提案資料の作成

    譲渡(売却)側からM&Aに必要な決算書などの資料を提出いただき、弊社はいただいた資料とヒアリング内容をもとに、譲受(買収)企業への提案資料を作成します。

  4. ネームクリアの確認

    譲渡(売却)側に譲渡(売却)を打診する際には、譲渡(売却)側企業名や経営に関する情報を譲受(買収)側に提供(ネームクリア)してもよいのか確認します。売却についての情報が、社内外に広まるリスクがあるためです。

  5. 譲受(買収)側とM&Aアドバイザーの契約

    譲受(買収)側も弊社と個別面談をし、双方が納得したうえで、機密保持契約(NDAや)とファイナンシャルアドバイザリー契約を結びます。

  6. ノンネームシートでの提案

    譲受(買収)側の希望条件に合いそうな案件が見つかった場合、簡易的な売却情報を掲載した資料(ノンネームシート)を弊社から提案します。

  7. 買い手による検討

    譲受(買収)側が案件に興味を示した場合、弊社は(売却)側に対しネームクリアの確認をします。譲受(買収)側からネームクリアを確認後に、弊社は会社名や財務内容などの重要情報をお伝えします。

  8. トップ面談

    譲受(買収)側と(売却)側の双方が、案件を進める意向が確認できれば、経営陣どうしによる「トップ面談」を実施します。

  9. 「意向表明書」の提示

    トップ面談により、譲受(買収)側と譲渡(売却)側の双方の納得が得られれば、弊社が双方の間に立ち、条件面の調整を行います。その一方で、譲受(買収)側は、買収方法や買収価額などの提案条件が記された資料(意向表明書)を提出します。

  10. 基本合意

    譲渡(売却)側が意向表明書の内容に合意した場合、譲受(買収)側と譲渡(売却)側の双方で合意した条件などを明記した「基本合意契約書」を交わします。

  11. 「最終譲渡契約書」の締結

    譲受(買収)側と譲渡(売却)側双方がM&Aの実行を決め、両社それぞれの取締役会や株主総会で承認が得られた後は、最終的な条件や内容を取り決めた「最終譲渡契約書」を交わします。

  12. クロージング

    M&Aに関する一連の手続きが完了し、譲渡対価(お金や株式など)の決済や物品の引き渡しなどを完了することをクロージングといいます。

M&Aの流れ

譲渡の報酬体系System

着手金・中間金・月額報酬無料
「完全成功報酬制」

多くの経営者様にM&Aを気軽にご検討いただけるよう、弊社は着手金・中間金・月額報酬は無料。M&Aが成立した場合のみ報酬をいただく「完全成功報酬制」としています。また、仲介手数料はレーマン方式、PMIサービスは定額でご提供しています。

報酬体系

System ―

着手金無料
仲介手数料レーマン方式

※レーマン方式とは、M&Aにおける成功報酬を計算する方法の一つです。報酬基準額(取引金額)に一定の報酬率をかけて計算します。

具体的には下記のような計算方法で、手数料をもとめます。

レーマン方式の手数料割合

Commission ―

基準となる価格(円)乗じる割合(%)
5億円以下の部分5%※1
5億円超10億円以下の部分4%
10億円超50億円以下の部分3%
50億円超100億円以下の部分2%
100億円超の部分1%

※1:成功報酬の最低額は500万円(消費税別)として、売買金額が1億円以下の場合に適用させていただきます。

M&Aは、クロージングしたら終わりではありません。

合併や事業統合などにより、会社や事業が発展していくことこそが、目指すべきゴールとなるからです。そのためにもPMIを得意とする仲介会社に譲渡に関する相談をすることで、成約後も円満なM&Aが実現可能となります。

2024年5月17日

譲受(買取)サービス

譲受サービスの特徴Feature

弊社は、譲受(買収)企業のM&Aに関するご要望を
しっかりとお聞きしたうえで、サービスをご提供します。

譲受(買収)企業は、成約後の経営統合や事業統合などにより、M&Aによる相乗効果を期待されているでしょう。そこで、弊社は経営統合効果を最大限に発揮するため、M&Aの案件情報(譲渡・譲受)のご提供から仲介・アドバイザリー・PMI(M&A実行後の事業統合に伴う作業)サポートまで、一貫して対応します。

具体的には、投資実行を行う前のDD(デューデリジェンス)を実施する際、投資先の価値やリスクなどを調査します。デューデリジェンスは言わば、会社や事業の健康診断で、弊社のPMI担当者もここから立ち会うことができます。

さらに、M&Aのクロージング後、PMI担当者が譲渡(売却)企業に入り、現状の事業運営を幅広くチェックすることは、精密検査に当たります。精密検査の結果を見てコストカット(外科手術)したり、成長余地のある部分に投資(薬の処方や治療)を検討したりします。

譲受までの流れFlow

弊社は以下のような流れで、譲渡(売却)に関するサービスをご提供します。

  1. ご相談

    譲受(買収)企業と、弊社のM&Aアドバイザーによる個別面談を実施し、譲渡(売却)企業のご要望をヒアリングします。

  2. 弊社とのM&Aアドバイザリー契約

    譲受(買収)側と弊社で合意が得られれば、機密保持契約(NDA)とアドバイザリー契約(アドバイザーが行う業務の範囲、報酬に関する取り決めなどが明記されています)を結びます。

  3. ノンネームシートでの提案

    譲受(買収)側の希望条件に合いそうな案件が見つかった場合、簡易的な売却情報を掲載した資料(ノンネームシート)を弊社から提案します。

  4. 譲受(買収)側による検討

    譲受(買収)側が案件に興味を示した場合、弊社は譲渡(売却)側に対し、企業名や経営に関する情報を提供(ネームクリア)してもよいのか確認します。譲渡(売却)側からネームクリアの同意が得られれば、譲受(買収)側にその情報を開示します。

  5. トップ面談

    譲受(買収)側と(売却)側の双方が、案件を進める意向が確認できれば、経営陣どうしによる「トップ面談」を実施します。

  6. 「意向表明書」の提示

    トップ面談により、譲受(買収)側と譲渡(売却)側の双方の納得が得られれば、弊社が双方の間に立ち条件面の調整を行います。その一方で、譲受(買収)側は、買収方法や買収価額などの提案条件が記された資料(意向表明書)を提出します。

  7. 基本合意

    譲渡(売却)側が意向表明書の内容に合意した場合、譲受(買収)側と譲渡(売却)側の双方で合意した条件などを明記した「基本合意契約書」を交わします。

  8. デューデリジェンスの実施

    基本合意に達すると、譲受(買収)側の公認会計士や弁護士ら専門家によるデューデリジェンス(財務調査、法務調査)などを行い、リスクの洗い出しやその対処法などを精査します。譲受(買収)側は専門家から提出されたデューデリジェンスの報告を受け、M&Aを実行するかどうかや、買収条件の変更などについて検討します。

  9. 「最終譲渡契約書」の締結

    譲受(買収)側と譲渡(売却)側双方がM&Aの実行を決め、両社それぞれの取締役会や株主総会で承認が得られた後は、最終的な条件や内容を取り決めた「最終譲渡契約書」を交わします。

  10. クロージング

    M&Aに関する一連の手続きが完了し、譲渡対価(お金や株式など)の決済や物品の引き渡しなどを完了することをクロージングといいます。

M&Aの流れ

譲受の報酬体系System

着手金・中間金・月額報酬無料
「完全成功報酬制」

多くの経営者様にM&Aを気軽にご検討いただけるよう、弊社は着手金・中間金・月額報酬は無料。M&Aが成立した場合のみ報酬をいただく「完全成功報酬制」としています。また、仲介手数料はレーマン方式、PMIサービスは定額でご提供しています。

報酬体系

System ―

着手金無料
仲介手数料レーマン方式

※レーマン方式とは、M&Aにおける成功報酬を計算する方法の一つです。報酬基準額(取引金額)に一定の報酬率をかけて計算します。

具体的には下記のような計算方法で、手数料をもとめます。

レーマン方式の手数料割合

Commission ―

基準となる価格(円)乗じる割合(%)
5億円以下の部分5%
5億円超10億円以下の部分4%
10億円超50億円以下の部分3%
50億円超100億円以下の部分2%
100億円超の部分1%

M&Aの仲介事業者は、業務形態や業務範囲、サポート内容、報酬(手数料)体系などが異なります。また、仲介事業者によっては、特定のフェーズ(工程)に絞ってサービスを提供している会社もあります。

弊社は譲受(買収)企業のご支援から、バリュエーション(企業価値評価・事業価値評価)、デューデリジェンス、株式譲渡や事業譲渡といった具体的なスキーム(枠組み)の策定、クロージング、PMIまですべて自社で手掛けています。

M&Aは、クロージングしたら終わりではありません。合併や事業統合などにより、会社や事業が発展していくことこそが目指すべきゴールとなるからです。

当社のクライアントの多くが、「PMIまで一気通貫で対応できる」ことを評価いただき当社に依頼していただいております。

2024年5月16日

PMIサービス

LP|会社の売却・買収・事業譲渡はM&A PMI AGENT

PMI支援サービスについてPMI

10年のPMI経験・役員経験を基にした
PMI支援サービス

中小企業庁の「中小PMIガイドライン」にも記載がある通り、「PMIとは、主にM&A成立後に行われる統合作業であり、M&Aの目的を実現させ、統合の効果を最大化するために必要なもの」とされています。

日本の後継者不足による事業承継の受け皿としてM&Aという選択が広まってきた中で、M&A仲介会社・譲渡企業・譲受企業がそれぞれ「成約がゴール」という目的に邁進してきた時期がありました。

この時期にはまだまだ「PMI」という言葉が普及しておらず、多くの企業で「PMIを行わない」「PMIは経営層が行うもの」となり、PMIのノウハウの蓄積がされず、PMI経験者が転職市場にも少なく、M&Aという選択肢が広がるペースにPMI経験者の育成が追い付かない状況が続いていました。

そこで、弊社は10年のPMI経験・役員経験を基にしたPMI支援サービス「PMIエージェント」をリリースしました。

新たにM&Aで買収を行う企業に対し蓄積されたPMIのノウハウを伝え、M&Aの投資対効果を最大化するサポートをご提供いたします。

PMI業務の課題

issue ―

PMIを行う企業が少なくノウハウが蓄積されていない
PMIの経験者(人材)が少ない
PMIのやり方を学ぶ場所がない
PMI専門の支援サービスがほぼ存在しない

上記の課題にお困りの経営者・PMI担当者様は、是非PMIエージェントをご検討下さい。
M&Aの投資対効果を最大化する方法が見つかるかもしれません。

PMI支援サービス「PMIエージェント」の詳細はこちら

2024年5月15日

弊社の特徴

弊社の特徴Feature

M&AからPMI支援までトータルサポートできるM&A仲介会社です。

弊社の特徴
特徴

M&A成約で終わりではなく
PMI支援まで行う

当社は譲渡(売却)企業・譲受(買収企業)企業の間に立ってそれぞれの意見を調整し、成約後もPMI支援までのサービスをご提供できる、M&A仲介会社です。

これまでのM&A業界は譲渡(売却)企業・譲受(買収企業)企業だけでなく、仲介会社も「成約がゴール」となっていました。そのため、多くのM&Aが失敗だった(当初の計画を下回った)という状態にあります。

しかし、当社では成約後の譲渡企業の発展・成長までをトータルサポートする体制を整え、PMI支援サービスをご提供しています。

M&Aの仲介だけに留まらず、PMIサポートも行うことで、M&Aの目的を達成することをゴールに、とことん対象企業に寄り添ったサービスを提供いたします。

弊社の特徴
特徴

10年のPMI経験を持つベテラン

当社の代表は上場企業にて10年以上のPMI(期待したM&Aの目的を達成する経営統合プロセス)を実践してきた経験があります。PMI業務においてはベテランです。

その経験の中からPMIを「効率的に再現性を持って行う」ための独自のツールを作成し、はじめてPMIを行う譲受(買収)側企業の担当者にも、実践可能な手法をアドバイス・サポートするサービスを提供しております。

PMIが「期待したM&Aの目的を達成する経営統合プロセス」であることの理解が日本にも広がりつつありますが、まだまだ経験者不足の状況です。
そのため、PMI専門の支援サービス「PMIエージェントサービス」「リスタートPMI」を開発し、M&Aの検討段階から期待した目的を達成するための経営統合プロセス業務まで、幅広くサポートできる体制を構築しています。

弊社の特徴
特徴

中小企業の案件を中心にサポート

当社では、国内の売手企業様の年商で数億円~100億円規模のM&A仲介やPMIを中心にサービス提供しています。

特に、IT・通信販売・人材派遣や人材紹介などのHR業界など、WEBマーケティングのスキルを必須とする業界のM&A仲介・PMIを得意分野としています。

しかし、同じ業界同士のマッチングだけでは、お客様のご要望を叶えることができないケースもございます。これは、通信販売会社が上流過程の商品製造を行う企業を求めているなど、それぞれ企業の求めるシナジー効果が異なるケースがあるからです。

様々な可能性をお客様と検討し、M&Aの目的を達成を目指していきたいと考えています。

弊社の特徴
特徴

仲介手数料は業界最安値レベル

中小企業は「人・金・モノ」と呼ばれる経営資源に限りがあることから、高額な仲介手数料がハードルとなり、事業継承の選択肢にM&Aを検討できないケースもございます。

そこで、多くのM&A仲介会社が仲介手数料の最低金額を1,500~2,000万円としている中で、最低金額を500万円とすることで、事業継承や経営継続の選択肢にM&Aをご検討いただけるようにいたしました。

これは、M&A仲介手数料とPMI支援のサポートサービスを含めても、競合他社の仲介手数料の半額程度の金額でご提供することで、当社が掲げる「M&Aの目的を達成することをゴールに」の実現を目指しているためです。

2024年5月13日

M&Aの流れ

M&Aの流れFlow

M&Aの流れは大きく、「準備」「交渉」「契約」「統合」という4つのフェーズ(段階)があるとされています。下の図は4つのフェーズごとに、譲受(買収)側と譲渡(売却)側がそれぞれ、または双方がやるべきことを時系列でまとめた図になります。

M&Aの流れ

このページでは、上の図に示しているそれぞれのフェーズの解説と、フェーズごとに買い手・売り手のやるべきことや注意事項、最近のM&A成功ポイントなどをご説明します。

準備フェーズ

Step1 ―

M&Aの検討開始

譲渡(売却)・譲受(買収)側ともに、M&Aという手段を選択された場合、準備フェーズの段階から売却・買収の目的やM&A成約後のビジョンを明確にしておく必要があります。M&Aは譲渡(売却)・譲受(買収)側のどちらにもリスクがあり、大きな金額が動く取引であることを意識して、準備万端の状態で交渉に進みましょう。

Step2 ―

譲渡(売却)側の準備

M&Aにおいてのリスクは、大きな投資を行う譲受(買収)側がイメージしやすいですが、譲渡(売却)にもリスクは存在します。

1つ例をあげると、「表明保証の違反」というものがあります。 簡単に説明すると、譲渡(売却)の企業が開示した資料や情報が間違っており、「それだったら、こんな買収金額で買い受けなかった!」というトラブルに発展した場合、裁判になることもあります。

最近では「表明保障の保険」も販売され、利用する企業も増えています。それだけ「表明保障に関する問題」が発生しているということです。

これらの問題が発生するのが、準備段階で発生する間違いやチェック漏れにあります。その解決策として、当社では「セルサイド・デューデリジェンス」をお勧めしております。

セルサイド・デューデリジェンスとは、事前準備段階で譲渡(売却)側の費用負担にて外部の専門家に依頼し、自社の状況や課題を事前に把握し正しい情報を譲受(買収)側に伝えられるようにするためのデューデリジェンスです。

準備段階からM&A専門家であるアドバイザーに相談し、譲渡(売却)側のリスク回避も視野に入れた事前準備を行いましょう。

Step3 ―

譲受(買収)側の準備

企業の発展成長の手段としてM&Aという手段を選択した場合、正しいM&A戦略を立て成約後のビジョンを描いておく必要があります。

しかし、企業によってM&Aのニーズ・目的・戦略も異なるので、全てのM&Aに共通する準備ポイントをご説明いたします。

買収希望の事業内容・所在地・売上規模・投資上限金額を決める
M&A案件の情報源(銀行・税理士・M&A仲介会社など)の確保
投資金額の捻出方法や投資後に他に与える影響範囲の確認
デューデリジェンスを依頼できる経験豊富な外部の専門家の確保
成約後に対象企業を任せられるPMI担当者の選任

今後、交渉・契約フェーズに進む際、上記の準備をしておくと良いでしょう。案件によってはクロージング日程が決まっている場合があり、都度対応することになるとM&A検討・交渉に必要な時間がなくなる場合もあります。

余裕を持って調査・検討・交渉を進めるためにも、事前準備をしておくことをお勧めいたします。

Step4 ―

M&A会社の選定

【M&A仲介会社】

M&A仲介会社

M&Aには財務・税務・法務・労務・ITなど幅広い専門知識が必要とされ、様々な手続きの進行や調整・管理業務が求められます。そのため、譲渡(売却)側ではM&Aの検討に入った段階で、譲受(買収)側では案件提案を受けて交渉に入る前に、M&A仲介会社と委託契約を締結することになります。

M&A仲介会社はM&A全般に関して助言や支援を提供し、取りまとめ役となる存在です。有望な候補探しに始まり、交渉の進め方についての助言、全体の段取り・スケジューリング、売り手企業の企業価値や買収対価の算定、資金調達のアドバイスなどを行うとともに、弁護士・税理士などの専門家をつなぐ役割を担います。

M&A仲介会社との契約後、譲渡(売却)企業・譲受(買収)企業の間に立ち、M&Aの成立に向けて交渉の仲介・助言を行います。どちらか一方の利益の最大化を目指すのではなく、客観的に中立的な立場で交渉の仲介を行ないます。

日本のM&Aでは友好的なM&Aが前提とされるケースが多く交渉が決まりやすいことから、間に立ってバランスを取ってくれるM&A仲介会社に依頼することが一般的となります。

【ファイナンシャル・アドバイザー(FA)】

ファイナンシャル・アドバイザー(FA)

ファイナンシャル・アドバイザー(FA)は、M&Aにおける譲渡(売却)企業・譲受(買収)企業がそれぞれと契約し交渉を進めていきます。主に上場企業や海外とのM&Aで利用されるケースが多く、交渉相手が決まった段階で指名するのが一般的です。

M&A仲介会社とは異なりFAはどちらか一方につくため、顧客の利益を最大化するように行動するという点がメリットです。しかし、専門家であるFA同士が対立してお互いの利益を主張し合ったり、相手側に過度な要求を行なうことで交渉がまとまりにくくなるのがデメリットです。

上場企業などがFAを利用する理由は、M&A成立後に経営陣が不特定多数の株主からの訴訟に備え、M&A手続きの適正性・譲渡条件が妥当性を担保して法的リスクをできるだけ回避するために、FAをアドバイザーにつけて交渉を行なうためです。

中堅・中小企業の場合は経営者と株主が同一(又は少人数)であることが多いので、FAではなく仲介会社を利用するのが一般的となります。

交渉フェーズ

Step1 ―

M&A仲介会社・FAとの契約

【譲渡(売却)側の場合】

自ら譲渡先を探して交渉するケースは少なく、M&Aを事業承継の選択肢に選び候補先選びを始める段階で、M&A仲介会社などとの契約を締結するのが一般的です。

【譲受(買収)側の場合】

自社で有望な候補先にアプローチしM&A交渉を行う企業もありますが、一般的にはM&A仲介会社からの提案を受けて交渉開始前に契約するのが一般的です。

Step2 ―

有望な候補先企業を探す

【譲渡(売却)側の場合】

譲渡先候補を探す段階でM&Aを検討している情報が外部に漏れると、取引先・従業員・消費者に不安を与え事業に悪影響を及ぼすことになります。そのため当社では、譲渡(売却)会社が特定されないよう具体的な情報は記載せず、初期段階の検討に必要な地域・事業内容・売上規模・売却理由・売却希望価格等の概要をまとめた簡易な資料(ノンネームシート)を作成し、候補企業にアプローチしていきます。

【譲受(買収)側の場合】

事前に買収希望ニーズをうかがっている企業と、新たにご提案させて頂く企業に共通するのは、まずはノンネームシートをご提案しご検討いただきます。

企業名が特定機出る情報提供はできず限られた情報とはなりますが、期待できる事業の発展性・シナジー効果・成長シナリオなど、買収の実現可能性を検討下さい。

Step3 ―

秘密保持契約(NDA)の締結

お互いに社名や具体的な情報を公開し交渉に進めるためには、秘密保持契約を締結する必要があります。

「秘密保持契約」とは、秘密情報を他社に開示する場合、その情報を秘密に保持してもらうために締結する契約で、情報を開示する前に締結します。

M&Aを行う上での秘密保持契約は、譲渡(売却)・譲受(買収)企業間で直接締結する場合と、当社を介して間接的に締結する場合があります。

M&Aのプロセスの中で、デューデリジェンスを行う際は特に重要で大量な秘密情報を開示していただくことになるため、必要な契約手続きとなります。

Step4 ―

案件概要書(IM)の提示

秘密保持契約を締結した上で、譲渡(売却)企業から譲受(買収)企業に対し、売却対象となる会社・事業・資産に関する情報を詳細に記載した資料「案件概要書(IM:Information Memorandum)」を提示していただきます。

IMの作成は基本的に当社で行いますが、譲渡(売却)企業側でも自社の魅力が伝わっている資料になっているかなど確認を頂いてから提示いたします。

譲受(買収)企業はIMをもとに調査・分析を行っていただきます。 ただし、IMには全ての情報を記載できず、譲渡(売却)企業に都合の良い内容や楽観的な情報が記載されている可能性を考慮し、外部の専門家の協力のもと情報を精査し検討を行う必要があります。

Step5 ―

入札の場合

入札方式を用いた売却戦略を描く譲渡(売却)企業もあります。この場合は、IMに加えてプロセスレター(Process Letter)と呼ばれる資料も同時に提示されます。

プロセスレターは、入札に関するプロセスの進め方・手順・スケジュール・取引の前提条件・意向表明書(LOI)の期限等が明記されている資料です。入札方式の場合、入札で絞り込まれた2~3社がデューデリジェンスに進み、その中から最終契約へと進むのが一般的です。

Step6 ―

提示された情報をもとに、大まかな方針を決定する

次のステップがトップ面談となりますので、譲受(買収)企業はトップ面談前に大まかな方針(一般的には以下の2点)を決定しておく必要があります。

【企業価値算定(バリュエーション)】

IMなどの資料をもとに企業価値算定(バリュエーション)を行い、買収価格の上限・下限を決めていきます。

企業価値算定(バリュエーション)とは、企業の価値を金額で算定していくことで、この算定金額をもとに交渉が進められ最終的な買収金額が決定する重要なプロセスです。

まだ、デューデリジェンスも行っていないこの段階では、詳細な企業価値算定(バリュエーション)は行えませんので、トップ面談での交渉材料となる買収金額の上限・下限を決めておきます。

譲渡(売却)企業の希望額との差異がある場合など、M&Aの交渉を継続するか否かをトップ面談前に検討する判断材料となります。

Step7 ―

M&A買収スキームの検討

M&Aには、法人を丸ごと譲渡する場合の他にも、一部の事業だけ譲渡する場合や、現金で支払わず買収価格と同等の株式を渡す株式交換など様々なスキームが存在します。

トップ面談ではこのようなM&A買収スキームについても話し合われることが多く、この段階で大まかな方針を決めておく必要があります。

主なM&A買収スキーム

  1. 株式譲渡
  2. 事業譲渡
  3. 会社分割(新設分割・吸収分割)
  4. 株式交換・株式移転
  5. 株式交付
  6. 合併
  7. 第三者割当増資
  8. MBOなど

契約フェーズ

Step1 ―

基本合意契約

当事者間の交渉により概ね条件合意に達した場合には、譲渡側と譲受側との間で主要な合意事項を盛り込んだ基本合意を結びます。

合意事項としては、

最終契約におけるスキーム(株式譲渡や事業譲渡といった手法)
デューデリジェンス前の時点における譲渡対価の予定額や経営者その他の役員・従業員の処遇
最終契約締結までのスケジュールと譲渡側と譲受側双方の実施事項や遵守事項
条件の最終調整方法

などがあります。

基本合意を結ぶ際には、仲介者やFA、 弁護士や税理士といった専門家の助言を受けて調印 する必要があるでしょう。ただし、資金繰りなどの関係でクロージング(決済)を急ぐ必要がある場合には、最低限の秘密保持契約の締結だけにとどめ、最終契約に進むということもあり得ます。

Step2 ―

デューデリジェンスの実施

デューデリジェンスは、譲受側が譲渡側の事業や財務・法務・税務などの実態について、FAや専門家を活用しながら調査をするフェーズのことを指します。

デューデリジェンスを行うのは譲渡対価の金額の精査や、譲渡側の事業の実態などを把握するためです。また、中小M&Aでは譲渡側企業の税務申告書を数年分確認したり、譲渡側の経営者へ聞き取り(ヒアリング)調査を行ったりするだけで済まされる場合もあるとされています。

Step3 ―

最終的な条件調整

デューデリジェンスによって譲渡側の事業の実態や財務状態などが明らかになると、デューデリジェンス前の時点で予定していた譲渡対価とズレが生じたり、財務リスクや事業の改善点などが見つかったりするケースもあります。

こういったデューデリジェンスで判明した事項を踏まえ、譲受側と譲渡側の双方で最終的な条件調整が行われます。

Step4 ―

最終契約の締結・決済

最終契約の締結ではデューデリジェンスで判明した点や、基本合意で保留としていた事項について再交渉し最終的な契約を結びます。 仲介者やFA 、専門家の助言を得つつ、契約内容を最終確認し調印します。

中小 M&Aでは一般的に、株式譲渡か事業譲渡の手法が採られることが多いとされています。株式譲渡か事業譲渡のいずれかの手法を採用するにしても、いつ何を譲渡し、譲渡対価(代金)をいくらにするのかを決め、譲渡対価をどのように支払うか(決済方法)を決める必要があります。そして最後に、譲渡側から株式などの譲渡や譲渡対価の支払いが行われ、承継財産が譲受側に引き渡されクロージングとなります。

経営統合フェーズ

Step1 ―

クロージング後

クロージング後も譲渡側はPMI(M&A 実行後における事業の 統合に伴う作業)として、譲受側が円滑に事業や会社を引継げるように、協力することが必要となります。

具体的には、株式譲渡や事業譲渡の場合、社内に対しては役員や従業員、外部に対しては取引先などに対する譲渡に関する報告の必要性があります。

さらに、リース契約・賃貸借契約・金銭消費貸借契約などに関する名義変更や、経営者保証の解除などが必要になるケーズもあります。業務面では、譲受側に対する引き継ぎ体制などを構築することも必要となります。

●株式譲渡の場合
代表者を変更するための株主総会・取締役会の実施や登記手続きを行います。

●事業譲渡の場合
事業譲渡では以下のような手続きが必要です。

売掛金の振込先口座の変更
クロージング後の売掛金の入金・買掛金の出金の清算
給与体系・就業規則などの人事労務に関する制度の統一など

このページで説明したM&Aの流れ、「準備」「交渉」「契約」「統合」という4つのフェーズ(段階)はあくまでも基本的な流れとなり、交渉の中でこのページに記載のない作業が発生する場合もあります。

当社では、都度ご説明をしながらM&Aを進めてまいりますので、ご安心ください。

2024年5月12日

当社のM&Aの特徴

当社のM&Aの特徴feature

ゴール(M&Aの目的を達成すること)から逆算し
成功に導くためのM&A戦略のアドバイス・サポートを行います。

M&Aで目指すものは何ですか?

M&A ―

後継者不在のため、会社を引き継いでもらいたい
事業拡大のため、シナジー効果のある企業をM&Aしたい

M&Aを行う目的や期待するゴールは様々です。M&Aを初めて行う企業は、どうしても自社の期待する条件や譲渡(買収)価格で成約できることが、M&Aのゴールになりがちです。

成約がゴールになってしまったことで、もともとM&A検討初期に目指していた「成約後も成長し続ける」「雇用の継続」「業績拡大や事業継続」などがブレてしまい、目的を達成できないことになる確率が高まります。

当社では、M&Aの目的を達成することをゴールに設定し、以下のようなアドバイス・サポートを提供することを心がけています。

当社のM&Aの特徴
特徴

ゴールから逆算したマッチングを行う

「成約後、1年後・5年後・10年後、どうなっていたいのか?」をヒアリングし、両社の希望を理解した上で交渉相手をお探しします。

M&A仲介会社は、買収を検討している企業のリストを持っていて、その中から選ぶケースが多いのですが、一定数の候補の中から交渉相手を探すだけでは、M&Aの可能性が広がらず、ミスマッチが起きる可能性があります。

そこで、リストだけではなく、日本国内の企業に直接アプローチする形でお探しすることも、同時進行で行います。

リストから選ぶM&A仲介会社と比べ、その分時間がかかってしまいますが、ミスマッチをなくすためにも両社の目的を達成するためのマッチングを目指し、交渉相手をお探し致します。

当社のM&Aの特徴
特徴

企業価値を高めるセルサイド・デューデリジェンスにも対応

M&A仲介会社の業務の一つは、アドバイスをすることです。これは、M&Aでは交渉成立まで極秘に動くことが多く、秘密保持のためアドバイス以上のことができないという側面があるからです。

しかし、最終的に「M&Aの目的を達成することをゴールに」とした場合、できるだけ譲渡(売却)側企業の情報やデータを詳細に集めておく必要があります。

そのために当社では、外部の専門家(税理士・会計士・弁護士など)とチームを組み、譲渡(売却)側企業がM&A検討初期段階で行う、セルサイド・デューデリジェンスの対応も行っております。

これは、M&Aの交渉相手が見つかり、様々な質問を受けることになったときに、きちんと回答できるよう自社の状態を把握することを目的に行います。

相手から指摘されそうな点を事前に把握し「なぜそうなったのか」「今後どうすればいいのか」などの原因の特定と改善策を事前に検討しておくことで、譲受(買収)企業側に安心感を与えスムーズに交渉を進めることができるのです。

セルサイド・デューデリジェンスを行う際に当社も立ち会うことで、より正確な情報を把握し「アドバイスだけでは終わらない」サービス提供が可能になります。

※「セルサイド・デューデリジェンス」の実施は必須ではありませんが、事前の対応で課題を解決することで企業価値を高めることにも繋がりますので、ご提案をさせて頂きます。

当社のM&Aの特徴
特徴

一気通貫でサポート

当社ではM&Aの検討初期段階から、対象企業をお探ししてマッチングし、交渉・デューデリジェンス・成約までだけではなく、成約後のPMIまで一気通貫でサポートすることで、ゴール(M&Aの目的を達成すること)を目指します。

「M&A仲介の担当者は成約まで」「PMIまでお手伝いできない(又は、別の担当に丸投げ)」ではなく、成約後も成長を目指したお手伝いまで行えるようサービスをご用意しております。

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